2014/1/23 am11:00 「まさに幸運の虹の架け橋」 部屋の窓より
治療効果が予想以上に良く 肉腫も小さくなったり消えたり そして悪さをしていた悪腫の活動が止まっていて
ほぼ一月中に退院の予定となり この先は外来で化学療法を続けるように言われていました
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2014/12/30 pm16:46 廊下西窓からポンポン山に沈む日
【Drはじめスタッフの皆様有り難うございました!】
本格的な治療の前に悪性腫瘍がどの種類にあたるかで治療方針と薬が決まるそうです
組織を取り出す検査が始まり 手術検査室に寝かされた私は 局部麻酔ですからDrの声や姿そして
心臓内の画像もよく見えます
本番の施術が始まり Dr4名と何人ものスタッフで手際よく作業が進みます
やがて心臓内にカテーテルが入りその先が肉腫の所にスタンバイです
心臓は絶えず拍動していますし クラゲようの肉腫とカテーテルの先も不安定な動きをしています
粘液状の肉腫の中に霞状のものが浮遊しています それを吸い取ったり切り取ったりして
組織を管に通し採取されますが それがとても大変で
何回も何回も根気よくチャレンジされます
非常に危険な場所で
先ず安全第一! しかもどうしても取り出さないと治療が出来ず困ります
粘り強く施術が行われ ガラス窓越しに教授らしきとても落ち着いた声でのアドバイスがスピカーを
通して聞こえます 「もう少し右に行こう」「それ以上は壁を破るので」「三尖弁に近寄るよ」
「極力慎重に!」「もう少し取ろう」「もう少し頑張って」「よーやった」「よし それで充分や」
などと非常に安心できる素晴らしいアドバイスの声!が聞こえていました
合計3時間の長丁場で 私も苦しいが
Drはそれ以上に實に粘り強く 汗だくで患者の為に諦めず 頑張っておられるのを見ていると もう私などの苦しさや弱さは話にならず
改めて本気で前向きにならないとと 心からそう思えて来ました
自然に涙が溢れてきて手も動かないので涙も拭けず寝たまま
「先生! 有り難う御座いました 感動しました!」と自然に声が出ていました
この時 絶対病気には負けず闘い続けようと決めた瞬間です
ここまでやって下さるのかと もう感謝・感謝 の気持ちで一杯でした!
ちなみに この後・・・平均余命は3か月との宣告でしたが・・・お陰様で今この時間があります
2015/12/30 pm16:48 滅多に見られない こんな色の日の入りを見られました