前回の続きとして
【H18年3月13日】 大原方面にて拝観できなかった
「私のお薦め処」を紹介いたします。
三千院から勝林院へ至る左側
「実光院」
天台声明* を修業する学僧の住む寺として建てられたもので
客殿には詩仙堂にある三十六歌仙画像を模した画が掲げられていて
また庭園は契心園といい、律川の水を取り入れた心字池を主体としている。
ここの桜は「不断桜」といい紅葉の時期~この春まで咲き誇っているのが珍しいです。
また玄関前には、
銀木犀とその脇には万両・千両・百両・十両の木が
寄せ植えしてあり、なかなか他の寺院では見かけません。
〈拝観入り口・銀木犀・万・千・百・十両の植え込み〉
〈シャクナゲの蕾越しに不断桜が咲き誇っている〉
後の山すそが「大原の里」です
〈
抹茶をよばれながらガラス越しに見る凛とした台杉・不断桜・借景共に楽しむ〉
ここの寺院はいつ来ても、人が少なくかなり静かに拝観できます
・・・・・・この部屋では寺院の説明と、天台声明が聴けます・・・・・・
* 声明(しょうみょう)とは お経のような歌のような!
「日本仏教の儀式・法要で
僧の唱える声楽で、日本音楽の源流といわれている」
まだ聴かれていない方は是非機会があればお薦めいたします。
・・・・・ちなみに 「勝林院」内でもボタンを押すと聞こえてきます・・・・・
。。。。。☆。。。。。
「大原陵」
実光院と勝林院の間で、東側にあります。
大原北のはずれ古知谷の
「阿弥陀寺」 特に秋の紅葉が素晴らしい!
山号 光明山
開基 弾誓
宗派 浄土宗
旧敦賀街道に面して中国風の山門がある。
辺りには楓樹が多く山の中腹から流れる清涼な水がいく段もの小さな滝となって落ちている。
寺は慶長14年(1609)木食(もくじき)上人・弾誓(だんせい)がひらいた如法念仏道場である
本堂背後に上人の遺骸(みいら)が安置してあった岩窟がある
本堂に安置する本尊弾誓上人像は上人自らの髪を植え込んで創ったと伝え
植髪の臓と呼ばれている。
〈山門〉
〈山号の光明山とある〉
〈急坂の参道をかなり登ると本堂〉
秋はこの参道両側の紅葉が見事!
「寂光院」
本尊 地蔵菩薩
西暦594年に聖徳太子が父の用明天皇の菩提のために建立したと伝える。
「平家物語」には、建礼門院が出家の後、文治元年(1185)に当寺に隠棲し
翌2年春に後白河法皇が御幸したと記す。
残念ながら平成12年の火災で本堂などを焼失しました。
現在本堂を再建され、またご本尊も新しく彫られて
堂内と仏様は、当時そのままの極彩色に甦っています。
火災で真っ黒に焼け残ったご本尊は別棟に安置されている。
MyPhoto 〈拝観入り口〉
HPより 〈新本堂〉
HPより 難を逃れた〈鐘楼〉
。。。。。☆☆☆。。。。。
寂光院隣りの西陵
MyPhoto 〈大原西陵入り口〉
MyPhoto 〈建礼門院がねむられている〉
MyPhoto
以上 お薦め
「大原番外編」 終了
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どうか、この日本の危機を無事乗り越えられるよう心より祈ります。