京の旅あれこれ【こしあん本舗】
coshian.exblog.jp
ブログトップ
【石川啄木 没後100年に寄せて】   1     懐かしい想い出   
a0191852_1313535.jpg

                          〈S38・6・6より愛読〉 




                     ドア推してひと足出れば 
                       病人の目にはてもなき長き廊下かな

              
                     目さませばからだ痛くて 
                       動かれず泣きたくなりて夜明くるを待つ

                                         
                                    「悲しき玩具」より


a0191852_23244315.jpg




私が高校3年の修学旅行を目前にして、
風邪をこじらせ熱リューマチ(多発性関節ロイマチス)を患い
5月~8月末まで夏休みを加え4ヶ月、絶対安静にて病床につき
旅行は勿論登校もできず、かなり落ち込んでいた時期でした。

そんな折、学友から見舞いにと戴いたのが上記の詩歌集でした。
短歌の殆んどが、悲しいものが多く、その時の気持としてやはり
啄木の歌に惹かれ、何回も読み返しました。

そのうち、自分の気持を表した短歌を我流でつくり始め
毎日新聞の歌壇にはじめて3首投稿したら、1首が
初心者の選に、掲載されとても嬉しかったことを思い出します。
新聞に私の氏名が載ったのは、それが最初の最後となりました。

その短歌は

 久々に語りて友と 
 一夜経つ 
 ふと眼をあけし今朝のさみしさ
 

落選の2首は

 ロイマチス杖ひざかばい 
 起きてみん 
 気遠くなりしあまりの痛さに


 朝未明(まだき)庭にそと出で 
 星屑の 
 まばたきするに一人かなしや


☆  ☆☆☆ ☆       ☆    ☆
                    ☆☆ ☆   ☆    ☆ 

その頃は、まだ市内中心でも、夜中は綺麗に星が数多く輝いていましたが、
残念ながら、今では市内山中の奥で数ヶ所でしか美しい星空はみえません。

★★   ★     ★★  ☆  ★★☆     ★  ★ ★★





 
[PR]
by koshian-honpo | 2012-10-25 13:23