My photo &Mi 〈祇王寺 本堂〉
陽射しは麗かな春を僅かに感じさせてくれましたが
もう少しで、苔も鮮やかになり昔と変わりない古の風情を味わえます。
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* 平清盛の寵愛を失い、余生を尼になって過ごしたと伝える白拍子祇王にゆかりの寺で、
苔の庭に楓や竹の間から木漏れ日がさし、藁葺の庵は物語にふさわしい趣が漂います。
〈拝観入り口〉
平家物語の巻頭に、
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰のことわりをあらはす
おごれる人も久しからず 唯春の夜の夢のごとし
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と美しく書き出してあるが、更に読み進むと祇王祇女の事が出て来る。
これは平氏全盛の頃、平清盛と二人の女性の哀れな物語である。
〈苔庭 1〉
〈苔庭 2〉
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〈境内の竹林〉
〈寒牡丹〉
MY photo
どこかで春が 生れてる
どこかで水が ながれ出す
どこかで雲雀が 啼いている
どこかで芽の出る 音がする
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懐かしい
「春」を感じとれる好きな詩です。